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時が早く過ぎるのは

2022年12月01日|

カテゴリー: 施設長

はや、師走。  まわるまわる時計は回る。

物理的時間の進み方は一定だ。

なのに歳をとると時の経つのを早く感じるのは何故だろう。

『生涯のある時期における時間の心理的な長さは年齢に反比例する』と19世紀フランスの哲学者ポール・ジャネーも仰っている。いわゆるジャネーの法則だ。              仰る通りなのだが何故なのだ。諸々の研究者が主に3つの要因が関係していると述べている。第1の因子として身体の代謝の低下が挙げられている。代謝が低下すると時間を短く感じるとのことだ。第2の因子として時間経過へ注意を向けなくなること、第3の因子として新鮮な体験や感情の高まりが少ないことが関係しているとのことだ。

どうも釈然としない。

私は、この施設へ来る前ナゴヤドームの診療所で働いていた。コンサートのある時などは、顔にシールを貼ったような若い女性を多く診察していた。                            この施設へ来て、話が通じない入所者をを診るという新鮮で衝撃的な体験をしたのだ。にもかかわらず                                            「あっと」いう間に2年が過ぎようとしている。『光陰矢の如し』だ。要するに、歳をとると時が早く過ぎる理由はまだはっきりしていないように思う。

どうでもいいことだが。

 

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