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そうだ。歯医者さんへ行こう🏃‍♂️

2025年02月08日|

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リハビリ担当の伊藤です。

先日、久しぶりに歯医者さんへ歯の治療に行ってきました。以前に歯科受診したのは4年ほど前で、治療を完遂する前にフェイドアウトしてしまった記憶があります。今回のケースでは、実は数か月前から奥歯が疼いてしょうがなかったのですが、忙しさを理由にして なかなか歯科へと足が向くことが無く、ずるずると毎日が過ぎていたのです。冷たいものが しみても、「(しみるのは)知覚過敏のようなものさ。高濃度フッ素入りの歯磨き粉(かの有名なシュミテクト)を使っていれば、その内に落ち着くでしょ♪」と自分に言い聞かせてたんですが、ついに生温い水でも しみるようになってしまい、「このままじゃキンキンに冷えたビールはもちろん、水すら飲めん!」と覚悟を決め、慌てて歯科の予約を取った次第です。

恥ずかしい話、子供のころから高い場所と歯の治療が大の苦手でして、年を重ねるごとに恐怖感の度合いが増しているような気さえしています。あの歯を削る「キーン!ガリガリガリ!」という音ときたら…軽く見積もっても寿命を5年は短くしていると勝手に思っています😱😱 まあ、いい歳のオジサンが駄々を捏ねるわけにもいかないので、今年こそは歯の治療を逃げずに全うしたいと思っている所です。

ところで、一般的にも歯が大切というのが常識ではありますが、実はリハビリ分野にも無関係ではないのです。体の筋肉を太く保つ為には、十分な栄養が必要になるのは言うまでもありません。そして、十分な栄養を摂取するには[口の健康]が保たれている必要があります。口の健康と言うと、広くは嚥下機能の重要性にも関連しますが、大前提として ある程度の本数の歯が残されていなければ(※)[噛んで食べる]事は非常に困難になります。

※入れ歯(義歯)の適合不良を含む

 

〇ご存知ですか?8020運動

「80歳になっても、自分の歯を20本以上は残そう」という目標を掲げた運動です。

平成元年(1989年)に、当時の厚生省日本歯科医師会が提唱したもので、[80]は当時の平均寿命 [20]は硬い食べ物を食べる為に必要な歯の本数を表しています。

※尚、当時は男性の寿命が75.9歳 女性が81.8歳でした。

令和6年の時点では、平均寿命は男性81.1歳、女性87.1歳であり、8020達成割合も51.6%と、2人に1人は目標を達成している事になります。

この事から、現在の[8020運動]は、80歳をゴールとする捉え方から、より健康な高齢期を過ごすための運動という意味合いに変わりつつあります。

たとえ自身の歯を残す事が叶わない状況であっても、義歯を適切に調整する事で[噛む機能]を維持する事は可能です。口腔内を良い状態に保つと、顎の位置も整い、食べる事だけでなく、[表情]や[話しやすさ]、[姿勢]等、ほかにも多岐に渡って良い影響が期待できるとされていますので、追々ご紹介したいと思います。

いや~、大切ですね。歯って。

 

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