ブログ
カテゴリー:イベント
2024年02月05日|
カテゴリー: イベント
つい先日 新年を迎えたと思っていましたが,気が付けば早くも一か月が過ぎており,カレンダーの日付は2月になっておりました。
こんにちは。年々 齢を重ねていく度に,月日の流れが速くなっている気がしてならない今日この頃の 相談員の長江です。
今年は暖冬とのことで暖かい日もあれば寒い日もあり,気候変動が激しく体が追い付かず体調を崩し易くなってしまいますが,皆様はどうお過ごしでしょうか。
2月といえば,季節の変わり目ということで 古来より行われてきた行事の『節分』があります。今回は節分の由来について少し述べさせていただいた後,当施設で行わせていただいた節分レクリエーションの紹介をさせていただきます。
『節分』とは四季の移り変わる節目の事で,立春・立夏・立秋・立冬の前日にあたる日を指し,年に1回ではなく4回あるそうです。
旧暦で1年の始まりにあたる立春(冬から春に変わる時期:2月3日頃)が重要視されてきたようで,新年を迎える為に邪気を払い,福を招く行事として 立春前の節分だけが風習として残ったのだそう。
また,豆(炒った大豆)をまく行ないについては,『魔目(豆)』を打ちつけて鬼を滅する『魔滅(まめ)』と語呂を合わせたことが由来という説があるそうです。
以上 簡単ではありますが,節分の豆まきについての由来でした。
今年の2月に当施設において行なった節分のレクリエーションの様子を掲載させていただきます。
利用者の皆さん,職員の顔を貼った的に元気よく力一杯にお手玉を投げておりました!(笑)
今年一年も健康で過ごせますように。
春分の日
2022年03月24日|
カテゴリー: イベント
春の包み込むような暖かい陽気も 4月が目前ということもあり,日に日に増してきているように感じます。嬉しいとさえ言えるような揚々たる気分になってきました。
皆さん,いかがお過ごしでしょうか。こまきの森のデイケア 長江です。
先日 春分の日がありました。春分の日といえば,お彼岸。
当事業所デイケアでは,お彼岸に食べる『ぼた餅』をレクリエーションで作り,皆で食べました!
今回作った ぼた餅は粒あんで作りました。好みもあると思いますが,ぼた餅やおはぎには,粒あんが良いかなぁと思い 粒あんにしてみました。
それにしても以前から気になっていましたが,そもそも『ぼたもち』と『おはぎ』の違いは何なのか?『粒あん』を使うべきなのか…はたまた,『こしあん』であるべきなのか?
春分の日や秋分の日が なぜ『お彼岸』と言われているのか?
などなど,いろいろ知らない事が日々出てきます。
思い立ったが吉日!調べてみました。
〇なぜ,お彼岸と言われているの?
『西方極楽浄土』に由来!
彼岸とは仏教の言葉ですが,日本独自の行事だそうです。
まず『彼岸』とは、あの世 の事を意味します。そして この世は『此岸(しがん)』といいます。
彼岸は太陽が沈む西にあるとされ、此岸は東とされております。その西の方角の彼岸には,悟りの世界 極楽浄土があると考えられています。
春分や秋分の日は昼と夜が概ね同じ長さであるため,太陽は真東から昇り真西に沈みます。そのことから,東の此岸である現世と西の彼岸である極楽浄土が近づく日とされ,春分の日に祖先供養の慣わしが出来たそうです。
そして,昔の人にとって砂糖はめったに食べられない高級品であり,また 使用される小豆の赤色には『邪気を払う』や『魔除け』の意味合いがあることから,甘くて赤い『ぼたもち』『おはぎ』は お彼岸という特別な日にふさわしいごちそうと考えられ,お供えして先祖供養をしていたそうです。
他にも五穀豊穣祈願という意味合いもあるそうです。
〇『ぼた餅』『おはぎ』の名前は,その時期に咲く花に由来!
粒がある無いは、収穫時期に関係!
春分の日のある春に咲く牡丹から『ぼた(ん)餅』で,秋分の日のある秋に咲く萩にちなんで『おはぎ』と言うようになったとか。
また ぼたもちは牡丹の形に似せて丸い形で,おはぎは萩の花のように細長いだ円のような形になったそうです。
ぼたもちとおはぎの材料に使われる小豆は,秋に収穫されます。収穫したての小豆は皮が柔らかく皮ごと使えるため,おはぎは『粒あん』で作られるように。
春になると秋に収穫した小豆の皮はかたくなってしまうため,ぼたもちは皮を使わず『こしあん』で作られるようになったそうです。
地域によっては,ぼたもちとおはぎの違いは あんこや形で区別していなかったり,使われる米が『もち米』の場合は『ぼたもち』,『うるち米』の場合は『おはぎ』であったりと,様々みたいです。
その他では あんこで覆ったものを『ぼたもち』,きな粉で覆ったものを『おはぎ』と言う地域もあるそうな。
『ぼたもち』『おはぎ』一つとっても地域や文化によって作り方や形が多種多様のようですが,今回 粒あんと柔らかめのお米を使い 皆で作って食べた『ぼた餅』は とても美味しく,お代わり希望者が続出で大人気でした!
それでは,また。
2022.3.22
盆踊り
2021年08月24日|
カテゴリー: イベント
朝、利用者の皆さんを迎えに行く時、送迎車の窓から差し込む日差しが強くて眩しい。何気なく空を見上げてみた。モクモクと大きな入道雲。気付けば、夏真っ盛りだ。
そういえば、先日 施設の盆踊りがあったな~。
世の中 コロナウィルスが猛威をふるっている中,当施設では幸いな事に感染者は出ておらず、営業出来ている事に感謝。
利用者の方々は このコロナ渦の中で、さらに自由に外出できない状況となっているのでしょう。
そんな中、少しでも外に出てイベント事に参加した気分を味わって楽しんでいただきたく、盆踊り祭りを開催した。いつもは施設全体だが感染対策を考慮し、規模を縮小してデイケアのみの盆踊り。
少しだけだが、祭の代表的な遊びの『射的』や『水風船釣り』、『たこ焼き』や『アイスクリーム』といった おやつも準備し、利用者さんと一緒に盆踊りを踊った。
小規模のイベントだったけど、皆さん喜んでいただけ、皆さんの元気な笑顔が見られた事 嬉しかった。
ところで、盆踊りの『盆』や お盆の『盆』って普段何気なく口にしているが、なんだろ?
大好きな『wikipedia』様で調べてみた。
『盂蘭盆会(ウラボンエ)』という言葉が語源みたい。
盂蘭盆という言葉は、インド古代語の言葉で『ウランバナ』が語源で、『逆さに吊り』の意味らしい。また ペルシャ語の『ウラヴァン』が語源で、『霊魂』という意味があるという説があるとのこと。そして、盂蘭盆会は『逆さに吊るされたような苦しみを解く』という意味合いがあって、現在は先祖供養の習慣として残っていると。なるほど!
家族が集まり先祖へのおもてなしとともに、手を合わせて冥福を祈るというイメージがあるけど、後世を生きる自分達の行いも先祖供養につながるという教えなのだそう。
普段の自分の行いを省みる機会なのかもしれないな~。
ご先祖様や仏様にだけでなく、自分の周りの人達にも感謝の気持ちを日々忘れず。
現代の盂蘭盆の由来については 話がかなり長くなりそうなので、またの機会にしましょうか。
デイケア 長江