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今年も夏が来ましたよ~!!!! 🌞+🍺=🤣
2025年08月04日|
カテゴリー: トピックス
リハビリ担当の伊藤です。
暑い日が続いておりますが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
僕の方は帰宅後に冷えたビール🍺を飲む瞬間を楽しみに、毎日を過ごしています。
前回、歯の大切さについてお話をしましたが、今回は歯の健康状態が与える様々な影響
について もう少し御紹介したいと思います。
ちなみに、ブログ掲載から約半年、おかげさまで問題のあった奥歯は無事に治療を終え
ました。
〇嚙み合わせと肩こり
下顎は肩甲骨や鎖骨と筋肉で繋がっている為、噛み合わせの不具合から顎に加わった負担は肩や首へ波及し、慢性的な肩こりを招く要因になります。
また、噛み合わせのバランス不良から左右の肩を結ぶラインが崩れたままで生活すると、余計な湾曲が脊柱に生じてしまい、腰痛を引き起こすリスクもあります。
他にも、噛み合わせの悪化から頭部が前方に突出した姿勢をとるようになるケースも多く、 いわゆる[猫背]が習慣化してしまうと、前述した肩の左右差と同様に肩こり→腰痛へと進行しやすくなります。
〇力の発揮への影響
歯を噛みしめる事ができると最大で4~6%の筋力発揮アップに繋がるとの報告もあります。
たかが数%と侮る事は出来ません。高齢者では加齢変化により筋力が低下しやすい傾向にあり、介護予防の観点から少しでも多くの筋力を維持することが重要なのです。
「歯が十分に残っていない」もしくは「義歯(入れ歯)の調子が悪い」という状態では、噛みしめて力を入れる事が困難になってしまう為、十分に力が発揮できるように口の健康を保つ必要があります。
高齢になればなるほど歯(口腔機能)の衰えは回避が難しいものです。
日頃から歯磨き等のケアをしているつもりでも、歯茎の下降により歯根部が晒されやすい状態になり、虫歯が徐々に進行してしまうケースも多いそうです。
幸い最近は歯科医院の数も多くなり、一昔前に比べれば受診がしやすい環境になっています。面倒がらずに定期的に受診し、「プロ(歯科医)に診てもらう」事が大切だと自分自身も痛感している次第です。
それでは、皆様またの機会に。