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お酒の話

2022年05月27日|

カテゴリー: 施設長

漢書に「酒は百薬の長されど万病の元」とあり、徒然草には「酒は百薬の長とはいへど、よろずの病は酒よりこそ起これ」とある。

また、江戸時代の儒学者である貝原益軒の養生訓には「酒は天の美禄なり。少し飲めば陽気を助け、血気を和らげ、食気をめぐらし、

愁いを去り、興を発して、甚だ人に益あり。多く飲めば、又よく人を害する事、酒に過ぎたる物なし。」とある。

AIを駆使している人間もいにしえの人間も本質的には変わりがないのだ。

では、養生訓にある「少し飲めば」とは、どれぐらいの量を言うのだろうか?

アルコールは、麻酔薬で麻酔の深度により、爽快期・ほろ酔い期・酩酊期・泥酔期・昏睡期へと進みます。

人に益がある飲酒量は、理性が保たれている量ではないかと思います。理性がなくなると「ここでやめとこう」という制御が効かなくなるからです。

理性が保たれている麻酔深度は、爽快期からほろ酔い初期と思われます。個人差はありますが、日本酒にして1合から2合までではないでしょうか。

(ちなみに、日本酒1合はビール500㎖、ウィスキーダブル1杯、ワイン小グラス1杯、チューハイ350㎖、焼酎グラス半分に相当)

さて、みなさんは1合から2合で果たしてやめられますか?

 

 

 

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