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春分の日

2022年03月24日|

カテゴリー: イベント

春の包み込むような暖かい陽気も 4月が目前ということもあり,日に日に増してきているように感じます。嬉しいとさえ言えるような揚々たる気分になってきました。

皆さん,いかがお過ごしでしょうか。こまきの森のデイケア 長江です。

先日 春分の日がありました。春分の日といえば,お彼岸。

当事業所デイケアでは,お彼岸に食べる『ぼた餅』をレクリエーションで作り,皆で食べました!

今回作った ぼた餅は粒あんで作りました。好みもあると思いますが,ぼた餅やおはぎには,粒あんが良いかなぁと思い 粒あんにしてみました。

それにしても以前から気になっていましたが,そもそも『ぼたもち』と『おはぎ』の違いは何なのか?『粒あん』を使うべきなのか…はたまた,『こしあん』であるべきなのか?

春分の日や秋分の日が なぜ『お彼岸』と言われているのか?

などなど,いろいろ知らない事が日々出てきます。

思い立ったが吉日!調べてみました。

 

〇なぜ,お彼岸と言われているの?

『西方極楽浄土』に由来!

彼岸とは仏教の言葉ですが,日本独自の行事だそうです。

まず『彼岸』とは、あの世 の事を意味します。そして この世は『此岸(しがん)』といいます。

彼岸は太陽が沈む西にあるとされ、此岸は東とされております。その西の方角の彼岸には,悟りの世界 極楽浄土があると考えられています。

春分や秋分の日は昼と夜が概ね同じ長さであるため,太陽は真東から昇り真西に沈みます。そのことから,東の此岸である現世と西の彼岸である極楽浄土が近づく日とされ,春分の日に祖先供養の慣わしが出来たそうです。

そして,昔の人にとって砂糖はめったに食べられない高級品であり,また 使用される小豆の赤色には『邪気を払う』や『魔除け』の意味合いがあることから,甘くて赤い『ぼたもち』『おはぎ』は お彼岸という特別な日にふさわしいごちそうと考えられ,お供えして先祖供養をしていたそうです。

他にも五穀豊穣祈願という意味合いもあるそうです。

 

〇『ぼた餅』『おはぎ』の名前は,その時期に咲く花に由来!

 粒がある無いは、収穫時期に関係!

春分の日のある春に咲く牡丹から『ぼた(ん)餅』で,秋分の日のある秋に咲く萩にちなんで『おはぎ』と言うようになったとか。

また ぼたもちは牡丹の形に似せて丸い形で,おはぎは萩の花のように細長いだ円のような形になったそうです。

ぼたもちとおはぎの材料に使われる小豆は,秋に収穫されます。収穫したての小豆は皮が柔らかく皮ごと使えるため,おはぎは『粒あん』で作られるように。

春になると秋に収穫した小豆の皮はかたくなってしまうため,ぼたもちは皮を使わず『こしあん』で作られるようになったそうです。

地域によっては,ぼたもちとおはぎの違いは あんこや形で区別していなかったり,使われる米が『もち米』の場合は『ぼたもち』,『うるち米』の場合は『おはぎ』であったりと,様々みたいです。

その他では あんこで覆ったものを『ぼたもち』,きな粉で覆ったものを『おはぎ』と言う地域もあるそうな。

 

『ぼたもち』『おはぎ』一つとっても地域や文化によって作り方や形が多種多様のようですが,今回 粒あんと柔らかめのお米を使い 皆で作って食べた『ぼた餅』は とても美味しく,お代わり希望者が続出で大人気でした!

それでは,また。

2022.3.22

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