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夏こそカラダに[うるおい]を
2022年08月10日|
カテゴリー:
こんにちは!リハビリ担当の伊藤です。
夏本番を迎えて日中の日差しが一層強くなってきましたが、皆様いかが御過ごしでしょうか?感染予防として未だマスクを着用する日々が続いている所為か、ここ数年の夏は特に暑さが身に応えるように感じています。そこで、今回は夏に注意が必要な脱水についてのお話をしたいと思います。
私たちの体からは排泄や発汗などで1日当たりおよそ2~2.5リットルの水分が失われています。1日3食のバランスがとれた食事内容であれば、概ね1リットル分は食べ物から水分を補えますが、残りの約1.5リットル分は飲料水の摂取が必要となります。(※心臓や腎臓に疾患を有する場合を除き)
上記の症状が代表的ですが、脱水が進行すると頭痛や吐き気、更には痙攣の出現や意識消失に至る事もあります。
●御高齢の方は特に注意が必要です
加齢により喉の渇きを感じづらくなっている為、知らず知らずのうちに水分摂取量が不足しがちです。加えて、サルコペニア(筋肉減弱現象)などで筋肉が痩せてしまうと、体内の水分量も少なくなってしまいます。また、トイレの回数を気にされて自ら水分摂取を控えてしまうケースも珍しくありません。他にも、利尿作用のある薬の影響など、水分摂取と排出量のバランスが崩れて脱水に至る場合もあります。
●水分摂取のポイント
1~1.5リットルの水分量を摂取する為には、コップ1杯の量(150~200ml)を1日8回ほど飲む習慣をつけることが大切です。(起床後や就寝前、入浴の前後、または軽い運動の前後なども含め)
嚥下機能が低下している為に水分を控えがちなケースでは、市販のトロミ剤を利用して飲みやすくする工夫も必要です。
●ちなみに
ほかにも脱水予防のポイントはあるんですが、長文になり過ぎてしまったので、いずれ別の機会に補足しますね。
あ~っ、長々と書いてしまったので、今回はマヨネーズについてお話ができませんでした。無念...
お酒の話
2022年05月27日|
カテゴリー: 施設長
漢書に「酒は百薬の長されど万病の元」とあり、徒然草には「酒は百薬の長とはいへど、よろずの病は酒よりこそ起これ」とある。
また、江戸時代の儒学者である貝原益軒の養生訓には「酒は天の美禄なり。少し飲めば陽気を助け、血気を和らげ、食気をめぐらし、
愁いを去り、興を発して、甚だ人に益あり。多く飲めば、又よく人を害する事、酒に過ぎたる物なし。」とある。
AIを駆使している人間もいにしえの人間も本質的には変わりがないのだ。
では、養生訓にある「少し飲めば」とは、どれぐらいの量を言うのだろうか?
アルコールは、麻酔薬で麻酔の深度により、爽快期・ほろ酔い期・酩酊期・泥酔期・昏睡期へと進みます。
人に益がある飲酒量は、理性が保たれている量ではないかと思います。理性がなくなると「ここでやめとこう」という制御が効かなくなるからです。
理性が保たれている麻酔深度は、爽快期からほろ酔い初期と思われます。個人差はありますが、日本酒にして1合から2合までではないでしょうか。
(ちなみに、日本酒1合はビール500㎖、ウィスキーダブル1杯、ワイン小グラス1杯、チューハイ350㎖、焼酎グラス半分に相当)
さて、みなさんは1合から2合で果たしてやめられますか?
おはぎ
2022年05月18日|
カテゴリー: 3F介護
皆様こんにちは。本日は、食事レクリエーションで、おはぎ作りをしました。
ご利用者の皆さんこの日を数日前からとても楽しみにしていらっしゃいました。
管理栄養士さんが物品を準備してくれました。
いよいよ作り始めます。
ご利用者の皆さんも一緒にあんこやごはんを丸めてくださいました。
「私がやる!」と率先してやってくれる方や、自信がなさそうに「私でできるかなぁ」とおっしゃる方、
職員と共に一生懸命に参加していただけました。
きなこ、ごま、あんこの3種類のおはぎが完成しました。(あんこのおはぎは写真撮り忘れました…)
このあとみなさんでおやつの時間にいただきました。
普段、食の細いご利用者さんもパクパクとたくさん食べてくださいました。
ご利用者さんの普段見れない一面がみれたり、皆さんがとても笑顔で楽しい会になりました。
また、このような企画ができるといいなあと思いました。
花見
2022年04月30日|
カテゴリー: 2F介護
新緑がまぶしい季節となりました。皆様お元気にお過ごしでしょうか。
こまきの森の庭には、桜の木が何本かあり、今年も満開の花を咲かせました。
4月初旬の天気の良い日に皆さんで、庭に出て、花見をしました。
ビール(ノンアルコール)を片手に花見酒を楽しむご利用者様もいらっしゃいました!
来年も皆さんでお花見ができるといいですね!
春分の日
2022年03月24日|
カテゴリー: イベント
春の包み込むような暖かい陽気も 4月が目前ということもあり,日に日に増してきているように感じます。嬉しいとさえ言えるような揚々たる気分になってきました。
皆さん,いかがお過ごしでしょうか。こまきの森のデイケア 長江です。
先日 春分の日がありました。春分の日といえば,お彼岸。
当事業所デイケアでは,お彼岸に食べる『ぼた餅』をレクリエーションで作り,皆で食べました!
今回作った ぼた餅は粒あんで作りました。好みもあると思いますが,ぼた餅やおはぎには,粒あんが良いかなぁと思い 粒あんにしてみました。
それにしても以前から気になっていましたが,そもそも『ぼたもち』と『おはぎ』の違いは何なのか?『粒あん』を使うべきなのか…はたまた,『こしあん』であるべきなのか?
春分の日や秋分の日が なぜ『お彼岸』と言われているのか?
などなど,いろいろ知らない事が日々出てきます。
思い立ったが吉日!調べてみました。
〇なぜ,お彼岸と言われているの?
『西方極楽浄土』に由来!
彼岸とは仏教の言葉ですが,日本独自の行事だそうです。
まず『彼岸』とは、あの世 の事を意味します。そして この世は『此岸(しがん)』といいます。
彼岸は太陽が沈む西にあるとされ、此岸は東とされております。その西の方角の彼岸には,悟りの世界 極楽浄土があると考えられています。
春分や秋分の日は昼と夜が概ね同じ長さであるため,太陽は真東から昇り真西に沈みます。そのことから,東の此岸である現世と西の彼岸である極楽浄土が近づく日とされ,春分の日に祖先供養の慣わしが出来たそうです。
そして,昔の人にとって砂糖はめったに食べられない高級品であり,また 使用される小豆の赤色には『邪気を払う』や『魔除け』の意味合いがあることから,甘くて赤い『ぼたもち』『おはぎ』は お彼岸という特別な日にふさわしいごちそうと考えられ,お供えして先祖供養をしていたそうです。
他にも五穀豊穣祈願という意味合いもあるそうです。
〇『ぼた餅』『おはぎ』の名前は,その時期に咲く花に由来!
粒がある無いは、収穫時期に関係!
春分の日のある春に咲く牡丹から『ぼた(ん)餅』で,秋分の日のある秋に咲く萩にちなんで『おはぎ』と言うようになったとか。
また ぼたもちは牡丹の形に似せて丸い形で,おはぎは萩の花のように細長いだ円のような形になったそうです。
ぼたもちとおはぎの材料に使われる小豆は,秋に収穫されます。収穫したての小豆は皮が柔らかく皮ごと使えるため,おはぎは『粒あん』で作られるように。
春になると秋に収穫した小豆の皮はかたくなってしまうため,ぼたもちは皮を使わず『こしあん』で作られるようになったそうです。
地域によっては,ぼたもちとおはぎの違いは あんこや形で区別していなかったり,使われる米が『もち米』の場合は『ぼたもち』,『うるち米』の場合は『おはぎ』であったりと,様々みたいです。
その他では あんこで覆ったものを『ぼたもち』,きな粉で覆ったものを『おはぎ』と言う地域もあるそうな。
『ぼたもち』『おはぎ』一つとっても地域や文化によって作り方や形が多種多様のようですが,今回 粒あんと柔らかめのお米を使い 皆で作って食べた『ぼた餅』は とても美味しく,お代わり希望者が続出で大人気でした!
それでは,また。
2022.3.22
姿勢について🧍♂️
2022年02月02日|
カテゴリー: トピックス
こんにちは。リハビリ担当の伊藤です。
唐突ですが、2代前の総理大臣(安倍総理)の政策の中に[一億総活躍社会]なんて言葉がありましたよね。色々と項目を挙げていたものの、要は若い世代は当然の事、高齢者も主婦も皆で頑張って働きましょう!!なんてニュアンスだったような…間違っていたらスミマセン😅。でも、元気で働く為には、まずは健康が第一です。
そこで、今回はリハビリ職員らしく身体にまつわるお話をさせて頂きます。
仕事や家事・育児、介護など、忙しく働く中で、ついつい不自然な姿勢をとってしまう場面は意外と多いものです。
例:長時間のデスクワークや車の運転
大量の買い物袋など重たい荷物をいつも同じ側の手で持つ
自宅で高齢者のケアをされている場合は、(前傾姿勢で)ベッド上でのオムツ交換 等。
日々の生活の中では見過ごしがちですが、体への負担がかかる不良姿勢がいつしか習慣となってしまうと、心身に不調をきたす恐れがあります。
もちろん、人は直立不動の状態で過ごす訳ではなく、各種動作を通じて様々な姿勢をとりながら生活しています。正しい姿勢を取り続けることに執着するのではなく、短縮しやすい筋肉(背中・太ももの表と裏・ふくらはぎ)を伸ばしたり、抗重力筋といわれる姿勢を支える為の筋肉(お腹・背中・お尻・太もも・ふくらはぎ)を鍛える事で、日頃から身体への負担を和らげるように心がけることが大切です。姿勢に良い変化が起きる事で、以下のような効果も期待できます。
暦の上では春が間近ではありますが、未だ寒さが厳しい状況です。手足の冷えや体が固くなることで、姿勢の悪化だけでなく、慣れているはずの日頃の動作が ぎこちなくなり、思わぬ怪我を被る事もあります。
寒い季節だからこそ、適度に体を動かして健康増進に励んで頂きたいと思います。
2022年・寅年=^_^=
2022年01月14日|
カテゴリー:
2022年、寅年がスタートしました
寅は勇猛果敢な動物《虎》のことです
黄色地に黒色の毛皮の模様から、虎に生まれる前は夜空に輝く星だったのでは…と考えられていました
「決断力」や「才知」「才覚」の象徴で「始まり」の意味もあるそうです
心新たに日進月歩をモットーに、ご利用者様の笑顔を大切にしていきたいと思います
本年もどうぞよろしくお願いいたします
笑いは百薬の長
2021年12月02日|
カテゴリー: 施設長
笑いは、横隔膜の上下運動により深呼吸が繰り返され 吐く息が声門を震わせて
「ワッハッハ」などの声が起こる生理現象です。古事記には「スサノオの乱暴により
岩穴に隠れた太陽神アマテラスを岩穴から引き出したのは、アメノウズノミコトの
裸踊りにより惹き起こされた神々の大笑いであった」と記されている。笑いが神と
同様に人を生き生きさせる力があることをいにしえの人は知っていただろうか。
笑いを初めて科学的にとらえたとされるオランダの動物学者ヤン・ファンフーフ
によれば動物が何か有害なものを口にした時「ゲーッ」と嘔吐した動作が笑い原典で
この動作を起こす脳神経回路が進化したのが笑いであるとしています。この説に
従えば、笑いは人間にとって有害なものを吐き出す自己防衛本能の一つと
考えられます。「人間はどうして笑うのか」についてはまだ解明されていませんが
笑いの効果についての科学的検証が近年盛んに行われるようになってきました。
このきっつかけとなったのが、1976年にアメリカのジャーナリストである
ノーマン・カズンズが「笑いと治癒力」という著書を発表したことでした。著書の
内容は彼自身が全身に痛みを起す不治の病である膠原病に罹った時、喜劇映画を
観て一日十分間大笑いをしユーモアの本を読み続けることにより、この難病を克服
したというものでした。
これまでにわかってきた笑いの効果として下記のような効果があげられます。
▽横隔膜の上下によるエネルギー消費、腹筋強化などの運動効果
▽幸福感、意欲向上、プラス思考、心の安定とリラックス、睡眠、鎮痛をもたらす
脳内ホルモンの分泌を高める
▽ウイルスなどの病原体やがん細胞を攻撃する免疫力を向上させる
▽血糖値や血圧の上昇を抑える
▽老化や発がん、生活習慣病の発症に関わる活性酸素の消去を速める
上記の他にも色々効果があるようなので、笑いは百薬の長 と言えると考えます。
一人でニヤニヤするだけでも効果はありますが、複数の人との会話で笑った方がより
効果が上がるようです。コロナ渦の時代を生きていますが、額に皺をよせずに
よく笑って過ごすことが肝要だと考えます。
季節の移り変わり
2021年11月11日|
カテゴリー: 看護
こんにちは。
最近まで暖かい日が続いてましたが、こまきの森の庭もすっかり紅葉し、秋めいてきました。
ご利用者様も窓から変わりゆく景色を眺めながら冬の到来を感じられています。
気づけばあっという間に落ち葉の舞う季節になり、風も冷たくなっております。
皆様、風邪など引かれませんよう暖かくしてお過ごしください。
運動会
2021年10月28日|
カテゴリー: 3F介護
爽やかな秋風が心地よい日が続いておりますが、
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
10月に入り当施設では、運動の秋‼ということで
運動会を開催いたしました。
各フロアー対抗の玉入れを行いました。
ご利用者のみなさん一生懸命に楽しまれていました。
勝利をしたのはどちらのフロアーだったのでしょうか⁉